幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
登校中にちーくんからラインが送られてきた。
どうやら松井くんから私達が付き合っていることが広められたらしい。
どうしたらいいのか分からず、何もよく理解出来ていないのにとりあえず〖分かった〗とだけ送った。
そうすることで精一杯だった。
「毛利飛奈さぁぁあああん!!!!!!」
ステージの上から澤くんの声と歓声が校舎中に響き渡った。
今飛奈ちゃん、ゆめちゃん、私で野外ステージの観客席にいる。
どうやら昨日私とちーくんを2人きりにするために去った後で、澤くんから誘われたらしい。
「澤がどんな黒歴史を残すのか楽しみだ」と嬉々として話してきた飛奈ちゃん本人はというと、いきなり名前を叫ばれてあんぐりとしていた。
「好きです!付き合ってくださぁぁぁあああああい!!!!」
うおおおおぉと言う雄叫びやひゃあああというなんとも言えない声が再び響くと、飛奈ちゃんは状況を読み込めたのかニッと笑った。
まるで悪巧みをする子供のように。
「断る!」
どうやら松井くんから私達が付き合っていることが広められたらしい。
どうしたらいいのか分からず、何もよく理解出来ていないのにとりあえず〖分かった〗とだけ送った。
そうすることで精一杯だった。
「毛利飛奈さぁぁあああん!!!!!!」
ステージの上から澤くんの声と歓声が校舎中に響き渡った。
今飛奈ちゃん、ゆめちゃん、私で野外ステージの観客席にいる。
どうやら昨日私とちーくんを2人きりにするために去った後で、澤くんから誘われたらしい。
「澤がどんな黒歴史を残すのか楽しみだ」と嬉々として話してきた飛奈ちゃん本人はというと、いきなり名前を叫ばれてあんぐりとしていた。
「好きです!付き合ってくださぁぁぁあああああい!!!!」
うおおおおぉと言う雄叫びやひゃあああというなんとも言えない声が再び響くと、飛奈ちゃんは状況を読み込めたのかニッと笑った。
まるで悪巧みをする子供のように。
「断る!」