幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
小学校の頃のように好きだからいじめるのではなく、純粋に好意を伝えられたのは、松井くんが初めてだから。
私の言葉を聞いて、松井くんは不思議そうに首を傾げた。
「・・・・・・もしかして糸瀬さん知らないの?」
「へっ?」
「隠れファンがいることとか・・・影で結構推されてんだけど」
どうやら『あまり好意を向けられたことがないので』が引っかかったらしい。
(それにしても推され・・・?それってあのアイドルとかアニメのキャラクターとかに使われる・・・・・・??)
「何それ知らない」
ちーくん達に言うように素直に反応すると、松井くんは珍しいものが見れたと笑った。
そこで私が普通に男子と話すことが出来ていることに気づく。
なんだ、トラウマに怯えてただけで、私は思っていたよりも丈夫なのか。
そうだと分かると、あの男子達とクラスメイトを重ねて必要以上に距離を置いていたことが馬鹿らしくなってきた。
私もつられて笑うと、松井くんは「わざわざ返事ありがとう」と言って友達と共に去っていった。
私の言葉を聞いて、松井くんは不思議そうに首を傾げた。
「・・・・・・もしかして糸瀬さん知らないの?」
「へっ?」
「隠れファンがいることとか・・・影で結構推されてんだけど」
どうやら『あまり好意を向けられたことがないので』が引っかかったらしい。
(それにしても推され・・・?それってあのアイドルとかアニメのキャラクターとかに使われる・・・・・・??)
「何それ知らない」
ちーくん達に言うように素直に反応すると、松井くんは珍しいものが見れたと笑った。
そこで私が普通に男子と話すことが出来ていることに気づく。
なんだ、トラウマに怯えてただけで、私は思っていたよりも丈夫なのか。
そうだと分かると、あの男子達とクラスメイトを重ねて必要以上に距離を置いていたことが馬鹿らしくなってきた。
私もつられて笑うと、松井くんは「わざわざ返事ありがとう」と言って友達と共に去っていった。