幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
ちーくんは基礎問題から始めたらしく、そこら辺はワークにヒントが書いてあるので普通に解けていた。
聞かれなければ私に役目はないので自分の勉強を進められた。
集中さえすればちーくんの存在は気にならなかった。
よかった・・・。
むしろ集中していないとやっていけないので、心做しかいつもより捗っている気がする。
「一華、ここ・・・」
「!!?」
真面目に勉強しているなと思っていたちーくんが私の方に身体をかたむけてきたので硬直した。
それも一瞬、すぐに立て直してちーくんが解いている問題を覗き込んだ。
少し段階が増えたただけだ。これなら難なく教えられる。
「えっと・・・ここは先にXでまとめて・・・・・・」
説明をしているところをさす指が震える。止めようと思っても余計震えてしまう。
幸いなことにちーくんにそんなことを気にする素振りなく、私の説明を頷きながら聞いてくれていた。
聞かれなければ私に役目はないので自分の勉強を進められた。
集中さえすればちーくんの存在は気にならなかった。
よかった・・・。
むしろ集中していないとやっていけないので、心做しかいつもより捗っている気がする。
「一華、ここ・・・」
「!!?」
真面目に勉強しているなと思っていたちーくんが私の方に身体をかたむけてきたので硬直した。
それも一瞬、すぐに立て直してちーくんが解いている問題を覗き込んだ。
少し段階が増えたただけだ。これなら難なく教えられる。
「えっと・・・ここは先にXでまとめて・・・・・・」
説明をしているところをさす指が震える。止めようと思っても余計震えてしまう。
幸いなことにちーくんにそんなことを気にする素振りなく、私の説明を頷きながら聞いてくれていた。