幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
飛奈ちゃんはケロッとしている。
(さっぱりとした性格好きだなー)
「明らかに上から目線じゃん・・・」
「そうか?」
「え、真島くん頭悪いの?」
「中の下」
「へー意外!」
女の子の中でちーくんのことをフォローもなしに中の下って言えるのは飛奈ちゃんぐらいでしょ。
とても恐れ多くてそんなこと言えない。
そしてそれを受け入れるゆめちゃんの適応力。
「ギリギリだったけど受かったらしい。・・・噂だけどね」
「一華と同じとこに通いたかったんじゃね?」
「何それ脈アリ!?」
目をキラキラさせだしたゆめちゃんには申し訳ないけど即座に否定する。
「ないない。サッカー部が強いからでしょ」
「ふーん」
時々こういういじりをするのはやめて欲しい。