幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
夏祭り
期末テストが終わってから1学期はあっという間に過ぎ、もう夏休みだ。
結局一華に何もお礼が出来ないままズルズルとここまで来た。
さらに2学期からは席替えをして一華と離れてしまう。
ここまで普通に話せる程度には距離を縮めてきたのに、ここで物理的距離が出来るのはキツい。
夏休みにわざわざ待ち合わせをして会うような間柄じゃないし、詰みそう。
しかもサッカー部の合宿や試合諸々あり、前半が潰れた。
夏祭りという夏休み最大のイベントも、サッカーの試合帰りに部活でよく話すメンツと来ていた。
(何が悲しくて野郎と回らなきゃなんねーんだよ)
「・・・・・むさ苦しい」
「そりゃ試合帰りだから仕方ねーだろ」
「お?真島は俺らじゃ不満か?」
「うっせー」
つい本音が漏れてしまい周りから即突っ込まれる。
「あー分かった。愛しの愛しの糸瀬ちゃんと来れなかったから拗ねてんだ〜」
それに調子に乗った和哉がニヤニヤしながらそう言った。
結局一華に何もお礼が出来ないままズルズルとここまで来た。
さらに2学期からは席替えをして一華と離れてしまう。
ここまで普通に話せる程度には距離を縮めてきたのに、ここで物理的距離が出来るのはキツい。
夏休みにわざわざ待ち合わせをして会うような間柄じゃないし、詰みそう。
しかもサッカー部の合宿や試合諸々あり、前半が潰れた。
夏祭りという夏休み最大のイベントも、サッカーの試合帰りに部活でよく話すメンツと来ていた。
(何が悲しくて野郎と回らなきゃなんねーんだよ)
「・・・・・むさ苦しい」
「そりゃ試合帰りだから仕方ねーだろ」
「お?真島は俺らじゃ不満か?」
「うっせー」
つい本音が漏れてしまい周りから即突っ込まれる。
「あー分かった。愛しの愛しの糸瀬ちゃんと来れなかったから拗ねてんだ〜」
それに調子に乗った和哉がニヤニヤしながらそう言った。