君 想 い
そのころ詩達は.屋上にいた。 
『・・・・・・・・・・・・・。』

詩はぐっすり寝ていた。

『おぃ。詩.詩.』

 
隼人が呼び掛けても.全く起きる気配なしな詩。

 
『ったく.どこまであいつに似てるんだ。』

そのとき

 
『五十嵐...先輩...』
 
詩が寝言を言った。

(五十嵐??どうしてこいつが裕弥の名前言っているんだ...)
 
 
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