君 想 い
『また.ケガしたの?』
 
突然背後から声がした。

『五十嵐先輩...ケガぢゃありませんよ。』
 
わたしはあわてて隼人先輩にもらったネックレスをポケットにしまった。
 
『隣.座ってもいい?』
 
先輩はそういってわたしの横に座った。
 
『詩ちゃん.隼人と付き合ってるんだって。』
 
『・・・・・』
 
わたしは何も言えなかった。
 
『はっきり言って詩ちゃんと隼人は釣り合わないと俺は思う。もし無理矢理だったらすぐに別れたほうがいいよ。』

 
『はい...』
 
 
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