君 想 い
わたしは安心して
泣いてしまった。

 
『一年生か。保健室まで付いていくよ。』
 
『ありがとうございます。』

名前も知らない先輩が
わたしをおんぶして
保健室まで連れていってくれた。
 
『先輩.すいません。重かったですよね。おまけに治療までしてもらって。』
 
『すっごい重かった。なんてな。困った人がいたら助けるの当たり前。』
 
そしてわたしの足のケガの治療が終わった。
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