年下のかわいい後輩くんが彼氏になりました
「啓太、かっこいい!凄いね、モデルさんみたいだよ」
「優菜もかわいい。俺、恥ずかしくてまともに優菜を見れないよ」
「ちゃんと見といてよ。もう一生こんなことないんだから」
「いや、結婚式で見れるから。そん時はもっと胸のところ開けようぜ」
「何言ってんのよ、バカ!」
撮影されていないから緊張もだんだん解けてきて。
二人で見つめ合って、微笑んだ。
「ね、啓太。これって何に使う写真か聞いた?」
「ううん、教えてくれなかった」
「私も教えてもらえなかったの。どうする、ビフォーアフターみたいなのだったら」
「それだったら、笑えるな。優菜がYouになって、こんなに化けました!って」
「だからさ、そのYouってやめてよね!Keiのくせに」
「あははっ。You、やっちゃいなよ、的なね」
「もう!すぐからかうんだから!」