年下のかわいい後輩くんが彼氏になりました
それから私たちはリビングへ移動し、コーヒーを飲んだ。
啓太はお砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒー。
もちろん大人の私はブラックで。
「俺さ、コーヒー飲んだらそろそろ帰るね。今夜はすっげー楽しかったよ。毎晩こんな風に優菜といられるって思ったら、嬉しいな」
「うん、私も楽しかった。啓太、ありがとう」
「こちらこそ、優菜ありがとう」
あれ?私、何か忘れてない?なんだっけ?
「あっ!思い出した。あのね、啓太が来る前に友達の彩と彼氏がウチに来てくれてね、私と啓太にプレゼントをくれたの。二人で開けてねって」
「なにそれ?」
「分からないの。でも大事なものって言ってた。とにかく二人で見て欲しいんだって。これなんだけど」
私はその綺麗にラッピングされた箱を啓太に渡した。
「なんだろうね?開けてみる?」
「うん、開けて、開けて!」
啓太がラッピングを外してくれて、プレゼントのパッケージが見えた時、
「・・・・・///」
「・・・・・///」
嘘でしょう?彩?翼先輩!!