美しい夢を君とⅡ
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3時間以上もの暴走を終えて倉庫に帰宅
下っ端くんたちは疲れ果てたのか床に寝っ転がっている
そんな下っ端くんたちを横目に私たちは幹部室へ
翠苑とも雷神ともすれ違ったし、県の境目のとこでは知らない族ともたくさんすれ違った
にしても、
「つかれたーーーーー」
崩れ落ちるようにソファに寝っ転がる
「おい、俺が座れない」
そう言いながら容赦なく私の背中に座る玲夜
「お、も、い」
「じゃあどけ」
「へい」
仕方なくいつもの定位置へ
そして玲夜が座ったのを確認して余ってるスペースに寝っ転がる
頭は玲夜の方へ、足は肘掛けへ
こんな姿鳳竜に見られたらやばいよなぁなんて思う
「美夢、特攻服脱ぎなさいよ」
「んー、結華脱がして~」
「はぁ」
ため息をつきながらこっちに来る結華
優しい~なんて思っていたのが間違いだった
「重い重い重い!!!!」
そう、お腹の上に座ってきた
「あら、ごめんなさいね、ソファかと思ったわ」
笑いながらどいてくれる結華とそれを見て笑うみんな
平和だわぁ
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