美しい夢を君とⅡ

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「あれは姫さんのせいじゃないです。

悪いのは突っ込んできたトラック、、、



いや、_です」




たしかに突っ込んできたのはトラック



しかも大型の。


あんなの避けれる人はいないよ




けどね、違うんだ




「違うんだよ和樹、、、



あの日の暴走のルート知ってる?」



「知りません」



「あの日ね、結華と稜と律斗が下調べをしてこの道なら敵に見つかっても大丈夫だろう。逃げられるだろうって道を走ってたの。

でもね、先頭を走ってた私が道を間違えた。

すぐに結華に違うって言われたけど、少しぐらい大丈夫でしょって言ってそのまま走り続けたんだ」




衝撃のあまり言葉が出ない和樹と目が合う



「その直後だった。大型トラックが私たち目掛けて突っ込んできたのは」



居眠り運転でも飲酒運転でもない。





意図的に突っ込んできたんだ
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