美しい夢を君とⅡ
大晦日
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時計の音だけが聞こえる
部屋は真っ暗
ベッドの上に体育座りして、自分を落ち着かせる
大丈夫、あれは夢
まず鳳竜と一緒に暴走してる時点でおかしい
あの時の私たちの服装、龍音の格好だったし
うん。おかしい
大丈夫、この先起こることなんてない
そう言い聞かせなきゃおかしくなりそう
「水飲もう、、、」
リビングへ行き時計を見ると夜中の2時半
嫌な時間だな
さっさと水飲んで部屋戻ろ
ガチャンッ
え?なに?
ガチャンッガチャンッ
玄関のほうから音が聞こえる
誰かが扉を開けようとしてる?
そういえば海って帰ってきてないよね
私が寝る時にはまだいなかったし
もしかしたら鍵忘れて開けれないのかもしれない
開けてあげよう
そう思って玄関の鍵に手をかけた時だった