美しい夢を君とⅡ

「優雅おまたせ」


「おう」



バイクに寄りかかっている優雅はやっぱりかっこいい




今日は午前中は鳳竜のとこで午後からは龍音の倉庫



ほんとは一日中龍音の倉庫にいる予定だったけど鳳竜に呼び出されちゃった
















倉庫に着き、扉を開けようとしたら優雅に呼び止められた



「なに?」


「いや、クリスマスの時のことなんだけどさ」



なぜか言いずらそうな表情



「え、なに?」


「美夢、龍音の副総長といたか?」





は??





「龍音?なんで?」


「美夢が帰ったあと俺コンビニ行ったんだよ。そしたら龍音の副総長のバイクが通ってさ、後ろに乗ってる人を見たらあの日の美夢と同じ格好してたんだ」




バレてる




どうしよう




まさか格好でバレるなんて予想外だった
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