美しい夢を君とⅡ

「本来ここで挨拶するのは総長の役目だと俺は思っている。

年の終わりなのにみんなに姿を見せない。
そんなのが総長でいいのか。そう一瞬思ったが、それが俺らの総長だ。

自由な総長。最高だよな。」



その問いかけに「自由な総長さいこー!」とか色々叫ぶ下っ端くんたち



「みんな、この1年よく頑張った。特に黒鴉との戦いは今までにない戦いだった。みんな無事でよかったとほんと思う。

じゃあ、、、陸よろしく」



玲夜からバトンを渡された陸



「よっしゃ、じゃあみんな今年もやるぞ~!!


1+1は~???」






「「にー!!!!!!!!!」」





そう叫びながら、そしてピースしながらあるところを向く私たち




その瞬間シャッター音が聞こえた



「綺麗に撮れたー?」


香純が2階に向かって叫ぶと「撮れたぞー!」と返事が来た



そして1階に降りて来て私たちにも見せてくれた


「うわぁ!すごく綺麗!!さすがプロのカメラマン!!香純パパありがと!!!」


「どういたしまして。じゃあ俺はそろそろ帰るね」


「パパありがとー!!」




手を振りながら帰っていく香純パパにみんなで手を振る



香純パパはプロのカメラマンで3年前からこの大晦日の集合写真を撮ってくれている




噂によると香純パパも昔はどっかの族に入ってたとか


未だに教えてくれないらしいんだよね
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