美しい夢を君とⅡ
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教室の扉を開けてすぐに見えたのは鳳竜
「お、美夢あけおめ~!」
「咲あけおめって昨日会ったじゃん」
昨日、年が明けて初めて鳳竜の倉庫に行った
久しぶりに乗った優雅の後ろはもう心臓破裂しちゃうんじゃないかってぐらい緊張したんだよね
「美夢おはよ」
「優雅もおはよ」
軽く笑いながらこっちを見ている優雅
かっこよい、、、
「みーむー!!!」
「なーに」
香純に呼ばれて自分の席へ行く
てか、このクラスは席替えをしないのか
まぁこの席好きだからいいんだけどね
「あのねあのね、玲夜の顔みて」
香純にそう言われて玲夜の顔を見る
うん。いつも通りイケメン
ん???
「あれ?玲夜メガネは?」
伊達メガネだけどね
「そこ」
玲夜が指さす方向を見ると机の上に置かれたメガネ
よーくみると形がおかしい
「壊れてんじゃん」
「さっき陸に壊された」
陸の方を見るととてつもなく申し訳なさそうな顔をしている