美しい夢を君とⅡ
「いや、あのね、俺っちもわざと壊したわけじゃないんだよ。メガネってどのぐらい力入れたら壊れるのかな?って思ってね。ちょっと曲げたらバキッと、、、」
いや、悪いの陸じゃん
「新しいの買うの?」
「んー、もうめんどいからいいや」
いいんだ
「ん、美夢ちょっと」
玲夜に腕を引かれて顔が近づく
え、近ない??
「なに?」
じっと目を見てくる玲夜
「ちょっと目つぶって」
「は?」
「いいから」
そう言われ目をつぶる
玲夜がさらに近づいてきてる感じがしてドキッとした
そして何かが目元に触れた
「もういいよ」
「何したの?」
「まつ毛になんかついてたから取っただけ」
「あ、ありがと」
なんだ今の。すごくドキドキしちゃった
メガネしてない玲夜があんな近くにいたのなんて久しぶりすぎて変な感じだったし
「美夢、顔が赤いわよ」
結華に耳元でそう言われ「え?!」と言ってしまった
「ふふっ」
すごくニヤニヤしてる結華さん
なんなん