美しい夢を君とⅡ


放課後は鳳竜と買い物へ



倉庫の備品を買いたいんだと。





しかもかなり見た目が古いお店




昔から鳳竜が通ってる店らしい




お客さん全員いないけど大丈夫?





てか別に私居なくてもいいじゃん




ほんとだったら龍音の倉庫で紅のことを調べたい




だけど今週1回も鳳竜のとこ行ってないし、誘われて断るのもなんかあれだし





「美夢これでいい?」




咲が手に持っているのはコップ



どうやら私専用のコップを置いてくれるらしい




「うん。それでいいよありがと」


「はーい!」




元気がいいこと




「ちょっとお手洗い行ってくる」




そう言ってトイレに行きみんなの元へ戻ろうとしたら後ろから誰かに口元に押さえつけられた




なに?誰?



相手の姿を確認しようとしたと同時に意識が飛びかける




薬を嗅がされたんだ






だめだ、こいつの顔を見て誰かに連絡しなきゃ





ポケットに入れてた携帯に触れた瞬間意識が飛んだ





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