美しい夢を君とⅡ


「昨日の夜から考え事してたらあまり寝れなくてね」



青空くんでもそんなことあるんだ



「そうなんだ。仕事中倒れないようにね」


「ははっ、ありがとう」



笑いながら頭を撫でられた



うん。青空くんに撫でてもらうのもやっぱり好き



「じゃ、私もっかい寝てくる」


「ん、おやすみ」






ーー





ベッドに寝っ転がったのはいいものの寝れない




いや、寝ようと思えば寝れる




だけど今寝たらあの夢の続きを見そうで怖い




んー、まだ5時半だもんなぁ




あ、そうだ倉庫行こう




掃除でもしよう





「よし、そうしよう」





動きやすいようにTシャツに下はジャージで






ってバイクで行くんだったらこの恰好だめじゃん





しょうがない。いつもの恰好で行って着替えよう





ーー




「青空くん倉庫行ってくるね」


「こんな早くに?」


「うん、今日は掃除してくる。それにどーせもう起きてる子いそうだし」



倉庫に住んでる子いるしね




「そっか、いってらっしゃい」


「行ってきまーす」
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