美しい夢を君とⅡ


その一言で一気にこの場の雰囲気が変わった





青空さんの周りのオーラが怖い




さすが伝説の7代目




この人には絶対勝てない




「あの!!さっき言ってたやつらって誰ですか!!!」




「翠苑、雷神だよ」





翠苑と雷神が美夢のために動いてる?



どうしてだ?




「え?!なんで?!」




「美夢は海の妹だからね、炎舞が動けば翠苑、雷神も動くんだよ」



「龍音は!?」



「龍音はどうだろ、連絡取れないんだよね」



質問ばかりの咲に青空さんは優しく返してくれる




「こんな事言うのあれなんですけど、美夢のために龍音が動くことはあるんですか?」




前から炎舞、翠苑、雷神が一緒に動くことは知っていた




けど龍音のことはあまり聞かない




わざわざ美夢のために龍音が動くのか?




「そうだね、これだけは言えるかな」



そこまで言って俺に近づいてくる青空さん














「龍音は美夢のためだったらなんでもするよ」













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