美しい夢を君とⅡ

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やつの家に着いてびっくりした




普通の一軒家じゃない





かなり古いけどちゃんとした家だ





「どうやって入るのよ」


「そんなの考えてる場合じゃないだろ」




そう言っていきなり玄関を開ける玲夜




どうやら鍵はかかってなかったがチェーンがかかっているらしい





「あっれー、もう助けきちゃったの?てか龍音?鳳竜じゃないんだー」




ドアの中で誰かが話している




「チッ」




その舌打ちと共にガッシャーン!!!!と派手な音を立ててドアが開いた




うわー、玲夜ドア壊したよ




「君怖いねぇすごく怒ってるね、あ、もしかして美夢の彼氏?ごめんね?もう頂いちゃった」




そう言ってる男に近づきいきなり顔を殴る玲夜





殴られた男は部屋の奥に逃げようとする



それを追う玲夜を引き止める




「玲夜、あなたは美夢を助けに行きなさい。私たちは下を見るから2階に行って」




こっちをすごく睨みながら2階へ行く玲夜



そんな睨まなくたっていいじゃない




「じゃあ俺たちはあいつの処理するわ」




そう言って陸を連れていく稜




「香純、私たちは他の部屋を見ましょう」






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