美しい夢を君とⅡ
「美夢を助けた時に言われたんだ」
下を向きながら話す玲夜を見る
「汚れたと」
今度はその言葉に私が目を見開く
「殴り足りねぇ、、、」
陸に同感
林のことは玲夜たちがボコボコにしたって聞いた
私がやるべきことは決まってる
鳳竜を潰す
許せない
ガチャ
「失礼」
そう言って入ってきたのは海くんと玲夏ちゃん
なんで2人がここに?
「海くん、美夢のとこに居なくていいの?」
「美夢には青空がついてるから大丈夫だ」
「そう」
「話があってきた」
その言葉に私と稜は玲夜の隣へと移動する
そして私たちがいた所に座る2人
「美夢と林の関係について」
そう言って海くんが話してくれた内容は衝撃的なものだった
まさか幼い頃にも誘拐されていたなんて知らなかった
その頃から友達だったけど当時は怪我で入院していると言われていた
そして鳳竜との約束も教えてくれた
"美夢に何かあったら鳳竜を潰す"