美しい夢を君とⅡ


みんなの見える位置に行き話し始める





「みんな、今までお世話になりました。私のせいで黒鴉に狙われ、紅にも狙われほんとみんなには迷惑をかけたと思う。だけどそんな私を姫として迎えてくれてありがとう。
鳳竜の姫としてここに来ることはもう無いけどまた違う形で会いましょう。

そして、優雅、律斗、愛那、竜弥、咲

私を姫にしてくれてありがとう。最初強引に姫にされた時はまじでムカついたけど姫になったら実際すごく楽しかった。お世話になりました。


じゃあ行くね。迎えは来てるから。バイバイ」





みんなの顔を見ないようにして走って倉庫を出る




そしてすぐ近くにいたバイクに飛び乗り渡されたヘルメットを被ると直ぐに動いた




「っっっ!!!!」




なんでかな、涙が止まらない









しばらく走ってバイクが止まった




着いたのかと思って顔を上げると公園にいた








あれ、この公園







「懐かしいだろ、俺たちがよく遊んだ公園」





そう言いながらヘルメットを外す玲夜










違う、この公園で遊んでたのは優雅と私





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