美しい夢を君とⅡ
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「優雅、この間の返事なんだけど」
「あぁ」
「お願いします」
そう言って優雅の顔を見ると抱きしめられた
「やった。これで俺のもの」
「ふふふっ、その言い方怖いよ」
「本当のことなんだからいいだろ」
体を離されたと思ったら近づいてくる顔
それに答えるかのようにゆっくり目を閉じる
その瞬間頭に浮かんできた顔
ハッとなり目を開ける
「ごめん、いきなりは嫌だよな」
そう言って離れて行く優雅
「違うの、嫌だったわけじゃないの」
その先の言葉が出てこない
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