美しい夢を君とⅡ
「じゃあそろそろ美夢の話聞こうかな。その後鳳竜の総長とはどうなの?」
ポッキーで私の方を指してくる麗奈
「いや別に鳳竜の姫もうやめたしなにもないかな、、、あ、、、」
「なに、その"あ"はなに」
みんなになら言っていいよね
「告白されました」
「「え!!!!!」」
見事に麗奈、玲夏ちゃんがハモった
結華は紅茶を飲んでる
香純はそれはそれはとても美味しそうにお菓子を食べてた
「それでそれで!!!もちろんOKしたんだよね!!!!」
「OKしたよね!!!」
うわ完全にこの2人興奮してるわ
「いやー、それがまだ返事してなくて」
「は?」
まさか結華がそんな反応するとは思ってなくて顔を2度見した
「え?!なんで!」「どうして?!」
「なんで断ったの?好きなんでしょ?」
真剣な顔をしている結華
「好きだよ、でもすぐに返せなかった」
「美夢、前に言ったこと覚えてる?」
麗奈にそう言われ「なに?」と聞き返す
「美夢が好きかどうか分からないって言ってた時、恋だねって言ったけどもうひとつのパターンもあるって言ったでしょ?」
そういえばそんなこと言われた気がする