美しい夢を君とⅡ

ーー


「じゃ、私今日は帰るね」


「え、美夢っちもう帰るの?まだ17時だよ~?」


「青空くんに18時までに帰ってくるように言われてるんだよね」


「それはしょうがないね。ばいちゃ~」



陸の言葉にみんなが手を振ってくる



「ばいちゃ~」



私も手を振り返して家に帰る












バイクに乗りながらさっきのことを思い出した



みんなにデートのこと話したら結華と稜には盛大にため息を疲れて玲夜はなんか無だった。



なんだったんだろ、あの感情のない顔は。



玲夜もあんな表情するんだなぁ



「へいへい!そこのお嬢さん良かったら俺と遊ばない~!?」



信号待ちをしていると隣に止まったバイクの人が絡んできた



「結構」


「そんなこと言わずにさ~!」


「次喋ったらバイク蹴っ飛ばすよ」




「ごめんて!それはやめて!マイシスター!」



そう、我が兄。海
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