美しい夢を君とⅡ

ーー


「ただいま~」「たっだいま~」



そう言いながらリビングに入ると青空くんと






「萌菜ちゃん?」



「あ、美夢、海やっほ~」




え?なんで萌菜ちゃん?















今私の隣には海が座っている



正面には青空くん



これはいつものこと




青空くんの横には萌菜ちゃんが座っている




「えーっと、え?」




笑顔の青空くんと萌菜ちゃん、そして困惑している私と海




すると青空くんと目が合った



「二人には最初に言っておこうと思って」



何を?



「結婚することになりました」



と、萌菜ちゃん




「あ、うんそれは智也から聞いてるよ。海も聞いてるでしょ?」


「おう」


「あ、そうだったの?なら話は早いわね」



ん?なんで萌菜ちゃんがわざわざ結婚報告?



いや嬉しいけども



「相手は誰なの?私たちが知ってる人?」


「うん、二人とも知ってる人だよ」



えー、だれだろう
< 20 / 410 >

この作品をシェア

pagetop