美しい夢を君とⅡ
ーー
「ただいま~」「たっだいま~」
そう言いながらリビングに入ると青空くんと
「萌菜ちゃん?」
「あ、美夢、海やっほ~」
え?なんで萌菜ちゃん?
今私の隣には海が座っている
正面には青空くん
これはいつものこと
青空くんの横には萌菜ちゃんが座っている
「えーっと、え?」
笑顔の青空くんと萌菜ちゃん、そして困惑している私と海
すると青空くんと目が合った
「二人には最初に言っておこうと思って」
何を?
「結婚することになりました」
と、萌菜ちゃん
「あ、うんそれは智也から聞いてるよ。海も聞いてるでしょ?」
「おう」
「あ、そうだったの?なら話は早いわね」
ん?なんで萌菜ちゃんがわざわざ結婚報告?
いや嬉しいけども
「相手は誰なの?私たちが知ってる人?」
「うん、二人とも知ってる人だよ」
えー、だれだろう