美しい夢を君とⅡ
「そうか、じゃあお前らなんで喧嘩してるんだ?」
それも聞くの?
やめてよ
「喧嘩なんてしてないよ」
「明らかにしてんだろ。美夢と玲夜」
「別に関係ないでしょ、もういい?行くから」
そう言って空き教室を出る
帰ろ、、、
登校してくる人達と逆に歩く私
どこ行こっかな
あ、制服じゃやばいか
1回帰ろう
家に着くとすでに青空くんはいなかった
部屋に行き適当に服を着る
ふと、窓際に飾ってある写真が目に入った
私達6人が全力笑顔でピースしてる写真、その隣には私と玲夜の多分3歳ぐらいの時の写真
この頃の玲夜ほんと可愛いな
今はあんなカッコよくなっちゃって
玲夜もいつか誰かの彼氏になるのかなぁ
嫌だなぁ
え?
私今嫌だなぁって思った?
どうして?
んー、考えても分からない
はぁバイク乗りたい
適当に走ろう、、、
結局いつもの黒の格好に着替えて赤い龍の舞うバイクに乗った