美しい夢を君とⅡ



「それで?結華の話って?」



「あのね、今度稜に告白しようと思うの」





告白しようと思うの?





稜に??







「えぇ?!」




思わず大きい声を出すとびっくりする結華




「なによ、前に言ったでしょ?気になってるって」


「いやいやそうだけど!!えぇ?!」




もうびっくりしすぎてえぇ?!しか出てこない




「砕けたら慰めてね」




さっき結華が私に言ってくた言葉





「まかせなさい!!!!」




笑顔で言うと笑顔で「まかせた!」と言われた





「ふふっ」「あははっ」




笑いが止まらない





2人でこんなに笑ったのはいつぶりだろう












「へいへい、そこのお嬢さんたちぃ〜!!」




後ろからバカみたいな声が聞こえてくる




それを無視して結華とお喋り続行




「いやいや無視しないでよ」



「でね、青空くんがね」


「うんうん」




「ちょっとそろそろ俺っち泣くよ??」




「しくしく」と泣き真似をし始めた人





「陸何しに来たの?」



そう声をかけると「お迎え!!」と言った




「誰の?」


「2人!」


「いや私たちバイクなんだけど、、」


「美夢鍵貸して!」



え?




そう聞き返そうとするとポケットに入れていた鍵を結華に取られた



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