美しい夢を君とⅡ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
龍音の暴走終わり、玲夜たちとコンビニに寄った
倉庫とは離れている場所
気が緩んでたんだと思う
「でねー!美夢が陸のサンドイッチ潰しちゃって!!」
「え、陸かわいそ」
香純と稜の話を聞いて申し訳なくなる
暴走前にみんなで倉庫でご飯を食べてた
その時に陸がサンドイッチを袋ごと落としたんだ
そしてたまたま私が歩いてたところに飛んできて踏んでしまった
「陸まじごめん」
「ううん。気にしないで。落とした俺っちが悪いから、、、」
そう言いながらサンドイッチコーナーに向かう陸
いやめちゃくちゃ申し訳ねぇ
「美夢、、、?」
そんな声が聞こえて思わず顔を上げる
目の前には鳳竜
え、、、
今美夢って言ったよね?
私たちの今の格好は龍音の格好
つまり皆同じ格好していて誰かなんて分からないはず
「ユズどうした?」
後ろから玲夜がきた
「その声は玲夜か?」
優雅の言葉に玲夜の動きが止まる
いつもは声を変えている玲夜だけどさすがに今はいつもの玲夜だった
やばい、バレた
「どういうことだ?お前らが龍音だったのか?」
ーーーーーーーーー