美しい夢を君とⅡ

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その後、カメラはなんと無事に生きててデータは大丈夫だった





そして玲夏ちゃんと海の最後の挨拶









「次の幹部たちを発表する」




玲夏ちゃんがそう言うと一気に緊張が走った






「まず、幹部は新たに3人」




新たに幹部になる子達が前に呼ばれた




「そして副総長は弘。8代目総長は潤」




「え?」「は?」





玲夏ちゃんに名前を呼ばれてびっくりしている2人








元々幹部だった2人はどうやら更に上に昇格らしい



2人は私たちと同い年だからまだ高校生だもんね







「いやいや、俺たちはいいよ」




遠慮をしている。



だけど玲夏ちゃんの目も本気だ





「2人には炎舞を引っ張ってほしい。
それにこれは私と海だけで決めたことじゃない。
下っ端たちからの推薦でもあるの」




その言葉に下っ端たちを見る2人



すると





「潤さん!弘さん!!俺たちついて行きますよ!!!」
「そうっすよ!!」
「総長!副総長!!かっこいいっす!!」






「みんな、、、」


「ほんとに俺たちでいいのか、、、」




「お前らじゃなきゃ辞めるって言ってる奴もいるんだ。頼んだぞ」




海のその言葉に泣き出した潤と弘





あーあ、泣き虫さんだこと












「ほれ」





「玲夜ありがと、、、」





そんな私も見事にもらい泣きした










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