美しい夢を君とⅡ
「あら、香純おはよう。」
「おっはー!!」
まさかの昨年と同じパターンだった
「香純おはよ。どうだった?」
こちらにピースをしてくる香純
「もちろんみんな一緒!!!鳳竜は残念ながら隣のクラスだけどね!!」
そっか、みんな一緒ならおっけ
だけど鳳竜と別になったのは少し寂しい
「教室いこー!今年ももう席決まってるよーん!」
香純に引っ張られて教室に。
これまた昨年と同じパターン
窓側の後ろに座っている玲夜たち
てことは私の席は1番後ろね
「みんなおはよ」
「おは」「おはよ」「おはよん!」
イスに座り隣を見ると前を指さす玲夜
「ん?」
なんて言いながら前を見たら稜が結華に顔を近づけていた
お????
「はい取れた」
「あ、ありがとう、、、」
どうやら顔に何かが着いてたらしい
めちゃくちゃ照れている結華をみてニヤけが止まらない
「美夢、にやけすぎだ」
「そういう玲夜もにやけてるじゃん」
2人してニヤニヤしていたら結華に気づかれて怒られた