美しい夢を君とⅡ

10代目総長

美夢side
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「美夢、起きて」



その声に起きると目の前に結華がいた





私いつの間に寝てた?




「あれ、玲夜は?」


「1時間前に陸に起こされて下っ端と遊んでるわ」



なるほど、だから私は今ソファに寝っ転がってるのか



ソファから起き上がり背伸びをする



ん〜!よく寝れた!!



数時間だったけどこんなによく寝れたのは久しぶりな気がする





「ん?」


「どうしたの?」


「いや」



あれ?私夢見た?



見てないよね?記憶にないもん



え?夢見なかったのなんて何年ぶり?



30分寝るだけでも夢見てたのに




「結華」


「どうしたの?」


「夢見なかった」


「え?」


「だから、夢見なかった。どうしよう。久しぶりにぐっすり寝れた感じもするし」


そう言うと何かを考え出す結華



「もしかして玲夜が居たからじゃない?」


「え?どゆこと?」



玲夜がいる場所で寝たことなんて何回もある



「玲夜とくっついて寝てたでしょ?それの効果じゃないかしら」


「え?私玲夜とくっついて寝てたの?」




まじで??
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