美しい夢を君とⅡ

「あれ?海と玲夏ちゃんどこ行った?」



一緒に部屋に来たと思ったのにいない2人



「ドライブ行ってくるって〜」



なんて言いながら私のベッドにダイブする香純



ドライブか、いいなぁ



そう思いながら私もベッドに寝っ転がる



シングルベッドだから狭いけど




「はぁ!?」




突然そんな声を上げる陸にびっくりした



「なによ」


「いや、親がこれからここに来るって」


「なぜ?」


「美夢の親を見てみたいらしい」


「なんだそれ、まぁいいんじゃない?」


「香純の親も一緒に行くって」



香純の親も??



「えぇ!?ママとパパもくるの!?」



どうやら香純も知らなかったらしい





「てか陸と香純の親って仲良いの?」



なんて聞くと



「たしかパパ同士が昔から友達って言ってたよね?」


「あーそーいえば言ってたな」



と言う2人




陸のお父さんか。会ったことないな、、



香純のお父さんは大晦日に龍音の写真を撮ってくれるから会うし、



お母さんの方も学校行事とかで会ってたしよく家に行ってたから知ってる









「っげ!!!もう着いたって!!」




え?!もう!?はっや




「とりあえず迎えいこ」



そう言ってみんなで玄関へ



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