美しい夢を君とⅡ
「さ、私達も帰りましょう」
「へーい」
教室を出ていこうとするとクラスメイトの女の子に声を掛けられた
「あの、柚月さんと泉さん、日向さん!!」
「どうしたのー?!あ、私たちのことは下の名前で呼んでいいよーん!!」
香純がそう言うと「え?!」と困惑している女の子
「結華でいいわよ。で、どうしたの?」
結華がそう聞くとやっと話し始めてくれた
「あのね、体育祭のダンスなんだけど、、」
「あ、ごめんなさいね。私と美夢はパスで」
結華の言葉に何も言わない女の子
下を向いてしまった
どうしたんだろう
「あの!!踊らなくていいんでその代わりアクロバットやってください!!!」
はい?
アクロバット??
なぜ?
「あ〜そういうことね」
んん??
「結華どーゆーこと?」
「きっと私たちにダンスに参加してもらうために出来なさそうなアクロバットをやってって言ってるのよ。それでアクロバットが出来ないんだったらダンスに参加して。って感じでしょうね」
結華がそう言うと「その通りです、、、」と女の子