美しい夢を君とⅡ
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「もう稜なんてしらない!!!」
そう言って幹部室を出ていく結華
「結華!」
追いかけようとする香純を陸が止める
「稜お前結華になにしたんだ」
玲夜に聞かれて「なにも」と答える稜
さっき二人はコンビニに行ってた。それで帰ってきたと思ったら突然喧嘩が始まってこれだ
てか、なにもしてなんだったら結華あんなに怒らないでしょ
しかも涙目だったし
「稜、結華泣かせたら許さないって言ったよね。結華泣いてたけど」
「ごめん」
「なに、話してくれなきゃ分かんないんだけど」
「さっき、コンビニで俺の前の小学校の友達と会ったんだ。それで一緒にいるの彼女か?って言われて違うって言った」
「は?なんで?」
結華と稜はもう付き合って1年は経つ
「そいつ、中学生の時から人の彼女を奪うって噂があるんだ。だから咄嗟に違うって言った」
「さいてーだわ。人の彼女を奪う?そんなの信じてどーすんの?あんた結華の彼氏でしょ?彼氏なら守れよ。戦えよ。それができないんだったら結華と別れて。あと龍音辞めて。」
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