美しい夢を君とⅡ

気持ち


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「マーイシスター!!!玲夜と出かけるんでしょー!!!」



もはや毎朝恒例となった海目覚まし。




目覚まし時計よりも早くに起こすのやめてくれ




なんて思いながら起き上がる




最近また嫌な夢を見る




夢を見なかったのは3回




鳳竜の倉庫に行く時。総長と明かす前に総長室で寝た時、体育祭の時



全部隣に玲夜がいた時だ。



やっぱり玲夜が私の睡眠安定剤なのかな



って、何考えてんだ私





「もー!マイシスター!起きてー!って起きてる!!」


「あ、うん」


「ほら、ご飯だよ!」


「はーい」







リビングに行くとお父さんとお母さんがいた



「あら、美夢おはよう」


「ん、2人ともおはよ」



そう言って席に座ると出されるご飯



「海って良い奥さんになりそうだよね」


「奥さんじゃなくて旦那だろ!!!」


「まぁ玲夏ちゃんが結婚してくれたらの話だけどね」


「俺は玲夏のこと離すつもりは無い!!!」


「ふぅ~かっこいい~」


なんて言うとチョップされた



「早く食べて準備しろ!!」



「へーい」


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