美しい夢を君とⅡ

「美夢、今だけは許してくれ」


その言葉とともに抱きしめられた



「え?え??玲夜??」


「俺じゃだめか、、、?」


「え?」


何言ってるの?



「昔美夢が言った言葉。私が世界一信用してるのは玲夜だよって。でももうそれは俺じゃないんだよな。」



覚えててくれたんだ、、、



嬉しくて思わず涙があふれる



「なぁ俺じゃだめか?」



そう言ってさらに抱きしめてくる玲夜



「言い方を変える。」



身体が離され目が合う






「美夢、好きだ。誰よりも好きだ。
付き合ってください」






真剣な眼差しに目が離せない



嬉しい、、、




私たち両思いなんだ




そう思ったらまた涙が溢れてきた







「あのね、、、私、、、」



そこまで言って涙を拭く



そして呼吸を落ち着けて玲夜を見る





「玲夜、好きだよ。玲夜以外と付き合うなんて考えられないぐらい玲夜のことが好き」








「、、、え、、、ほんとか、、、?」



「玲夜こそ、ほんとなの?」



「当たり前だ。」



再び抱きしめられる



やっぱ玲夜が1番落ち着く



「美夢、これからは彼女としてそばに居てくれるか?」



「もちろん。玲夜、これからは彼氏としてそばに居てくれる?」



「あぁ、絶対守る」




その言葉とともに頬に手を添えられた


至近距離で見る玲夜はいつも以上にかっこいい



「いい?」



「、、、聞かないで」



「ふっ」







そして唇に優しいキスを落とされた




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