美しい夢を君とⅡ


「い、痛い」


痛がっているのは陸



「あ、ごめん。陸だけ水風船のときの恨みがでちゃった。」




「美夢!!」



「香純どうしたの?」




「おめでとう!!!これで私たちの夢叶うね!!」




夢??




あ、そうだった



「ありがと。そうだね」



「夢って何?」


「私たち6人でデート!!」



結華の言葉に香純が返す




「いつも6人でいるじゃない」



「でもデートは違うよ!!手繋げるよ!!」



なんて香純に言われて顔が赤くなる結華



「そ、そうね。いいわね」



かわいいかよ












その後みんなで話していたらあっという間に夜になった


「花火やるの?」


「えぇ、もう少し待ってちょうだい」



なにを待つんだろ?



なんて思っていたら





「みーむーさーんたちー!!!!」



と叫び声が聞こえた






え、だれ、なんて思いながら顔が見えるのを待つ





「え?和樹?」



そこには和樹と他の下っ端たち





「なんでみんないるの?」



「結華さんが花火やろって!!!」



そうなんだ。



「あれ、何できたの?」



「バイクっす!!あ!玲夜さんのバイク持ってきました!!」



「は?俺の?」



ビックリしている玲夜に和樹が「玲夏さんに持っていけ!って言われて!!」と言った



「おぉそうか。ありがとな」




え、なんで玲夏ちゃん??



まぁいいか
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