美しい夢を君とⅡ
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「っっ!!!いったぁ、、、」
「え?美夢大丈夫?」
結華の声が聞こえて、目を開けると目の前には床
あー、そういえば倉庫に来てソファで寝てたんだった
そんで落ちたのね。
「大丈夫」
そう言おうとしたらドアが開き玲夜たちが入ってきた
「え?!美夢何してるの!?」
「美夢っちついに床で寝始めた?!」
そんな香純と陸を無視して私に手を差し出してくれるのは玲夜
「ん」
「ありがと」
立ち上がって背伸びをする
「で、なんで床?」
「寝てたら落ちた」
そう言うと「ふっ」と笑われた
結華たちも笑っている
好きなだけ笑ってくれ
「ほら、勉強するぞ」
「「はーい」」
稜の言葉に仲良く返事をするのは香純と陸
あっという間に10月
そして来週からはテスト
このテストが進路に関わってくるらしい
だから真面目に頑張らないと
「え、全然分からないんだけど」
そう言ってペンを机に置いてソファに背中を預ける
「教えてやるからペン持て」
「やった。玲夜好き」
なんて言うと玲夜の動きが固まった
なぜ??
「ふふっ」
「ふっ」
結華と稜の笑い声が聞こえてそっちを見ると目をそらされた
だけどまだ笑ってるふたり
なんなん