美しい夢を君とⅡ

ーーーーーーーー

テストも無事に終わり今は順位表を見ている



表を見て言葉が出ない私



1位はまた結華



そして2位は稜



3位になんと玲夜




そして驚くは



｢美夢ってそんな頭よかったの、、、｣



｢いや、、、自分でも驚いてる、、、｣




10位 柚月 美夢




そう書かれている




え？まじ？私頭良すぎ？？



｢美夢は覚え方次第でいけるんだよ。あの青空くんと海くんの妹なんだからバカなわけない｣



えっと、玲夜さん？



それは褒めてる？？



｢まぁよかったじゃない。これであとは面接だけね｣



結華にそう言われ｢うげっ｣と言葉が出た




実は行きたい大学はもう決まっている



そして特別推薦枠？みたいなのがあってどうやらそれに当てはまる私は筆記テストは免除されるらしい



だからやるのは面接のみ



その面接が問題なんだよね



私こうみえて人見知りだし



はぁやだな



｢ねぇねぇ美夢はどこの大学行くの？｣



｢あ、愛那。ごめん言えない。私たち合格するまでお互い言わないって約束なの｣



｢え、なにそれ。じゃあバラバラになるかもしれないの？｣



愛那の言葉に思わず口が止まる



玲夜たちと話して将来やりたいことをやる為にお互いの大学は合格まで言わないようにしている



もし知っちゃったらその大学に行きたくなっちゃうからね