美しい夢を君とⅡ

部屋に鈴と2人っきり



「ふわぁぁなんだか眠くなってきちゃった、、」



鈴のその言葉を聞いて確信した



この飲み物には睡眠薬が入ってる



恐らくやつらは私たちに乱暴するつもりだ



どうするか、私も飲んだ振りをするか



一応結華たちに連絡しとこう








ガチャッ


「おまたせ〜」



そう言いながら入ってきたのはさっきのメンバー



「あれ?鈴ちゃん眠そうだね。少し寝る?」



なんて言いながら鈴の隣に座る総長



そして私の隣にはライ。



「んーん。大丈夫。それよりお兄ちゃんの正体分かったんでしょ?教えて」


「そうだなぁ。教えてあげてもいいけどまずは君たちを頂こうかな」


「、、なにそれ、、どういう、、こ、、と、、」



力尽きたように眠りに落ちる鈴



さーて、私も一芝居打ちますか




そう思いながら目をつぶりライに寄っかかる



「やっと薬効いたか。この女もバカだよな。俺らがこいつの兄貴の正体知ってるわけねーだろって」


「ほんとすぐ騙せましたね。」
「顔がいいってことはきっと身体もいいですよ」
「総長早くヤっちゃいましょ」



ライ以外の言葉にやっぱりと思った



こいつらは最初っから鈴目的だ





「おい、ライは参加しないのか?」


「俺?俺は、、、」



総長の言葉に黙り込むライ



何を言うつもりなんだろ




「俺はこの女と2人で楽しんでいいですか?」








は?







何言ってんのこいつ。まじであとで殴るからな






「そうか、じゃあその女はライにくれてやる。
よし、みんなのとこ行くぞ。」
< 336 / 410 >

この作品をシェア

pagetop