美しい夢を君とⅡ

「、、、もういいわよね」


「えー!もっと聞きたいー!」


「そういう美夢はもうヤったの?」



え、、、


「いや、まだだけど」


「えぇ!?!まだだったの!?玲夜のことだからとっくにエッチしてるのかと思ってたー!」


と、大声で言う香純と「声がでかいわよ」と言う結華



「よし!来月みんなで旅行に行こう!!」



旅行?なぜ?



「普通そこは大学の合格祝いとかじゃないの?」


「11月は陸の誕生日だよー!!お祝いしなきゃ!!てことで旅行行こう!!ね!!」


「まぁ息抜きにでも行きましょう」



あれ、結華まで乗り気じゃん



「行くか」


「うん!美夢はそこで玲夜とちゃんとエッチするんだよ!!」



「、、香純。落ち着いて。もうその言葉口にしなくていいから」



「分かった!!」



うん。物分りのいい子でよかった。




じゃない!!!




玲夜とヤるの!?



恥ずかしくて死んじゃうよ!!!



あー!!!どうしよう!



いまから緊張してきた!!!!




「たっだいま~!!!」


「りっくんおかえり~!!」



なんて言いながらハグしてる陸と香純



「なんだ、美夢もしたいのか?」



隣から聞こえてきた声に「結構」と答えると、



「ふっ」と笑われた








正直私はハグよりキスがしたい。



なんて絶対言わないけど



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