美しい夢を君とⅡ
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「美夢!」


「結華どうしたの?」


すごくニコニコしている結華


「あのね!妊娠したの!」


妊娠したの


へー、そうなんだ


「おめでとう」


「うん!ありがと!!」


妊娠か、まぁそりゃもう私たち20歳だもんね


別に妊娠してもいい歳


けど大学は?




、、、。






「え?!妊娠?!」






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「ねぇ玲夜」


「ん?」


「あの二人どうしたの?」


「さぁ?喧嘩でもしてるんじゃね?」


「、、、だよね」


私たちの視線の先には陸と香純


同じソファに座っているのにお互い端っこに寄っている


いつもはくっついてるのに。



それに陸の顔



ニコニコしていない



それで香純はなんか泣きそうな顔しながらちょいちょい陸の事見てるし



てことは陸が怒ってるってことだよね



はぁ


「香純、ちょっときて」


そう言って香純を連れて総長室に入った


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