美しい夢を君とⅡ
「和樹?」


『姫?!』


「うん。私。さっきも言ったけど鳳竜を守ること。だけどもし命の危険を感じたら絶対逃げて。」


『わかりました!!』


「全員生きて終わること。これが守れなかったら和樹と一生口聞かない」


『え?!それ俺の責任重大じゃないですか!!』


「当たり前でしょ。和樹は今そこにいるメンバーで1番上の人間だよ。」


『いやいや!優雅さん達いるじゃないですか!!』


「和樹、たしかに優雅は総長。だけどその場に龍音のメンバーがいる限り鳳竜は龍音の下なの。分かるでしょ?」


『、、、はい。』


「だから頼んだよ。ちゃんと帰ってきたらバイクの後ろ乗せてあげる」


『まじっすか!!!わっかりました!!がんばります!!!では!!!』



そう言って切れた電話


「玲夜ありがと」


「おう。そういえば陸見たか?」


「陸?見てないけど。香純と一緒じゃないの?」


「それが巧の所から来るって言ってから1時間も連絡が取れないらしい」


巧の所ってことはお見舞いに行ってから来るってこと


だけど病院から倉庫までは1時間もかからない



まさか、、、










バァァァン!!!!










大きい音とともに開いた扉



「みんな後ろに」


炎舞、翠苑、雷神の幹部たちを後ろに行かせる



「お、これはこれは。やっぱり世界No.1から4までの幹部さんたちは迫力がすごいね〜」


「青楼、、、」


「せいかーい!君が龍音の総長?」


そう言ってくるのは青楼総長のアオ
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