美しい夢を君とⅡ
青空くんと目が合いにっこりと微笑まれた


か、かっこいい、、、

















「10代目のみんな、今日までお疲れ様」













その言葉を聞いた瞬間頬を伝うのは涙


そしてみんなが一斉に、



「「お疲れ様です!」」



と言った





それを聞いてさらに涙が止まらない







今日私たちは龍音を引退する






ほんとはまだ居ても良かったけどこれ以上長くいても次が育たないから


だからみんなで相談して高校を卒業するタイミングで引退することにした



「あーあー、引退したくなくなってきたなぁ」


陸がそう言うと下っ端たちが「お疲れ様でーす!」と叫んだ



「お前らは引退してほしいのか!!!」


陸と下っ端たちの掛け合いに笑うみんな



楽しいなぁ


ほんとに辞めたくないなぁ


でも決めたことだから


「よし。じゃあ改めて始めよう」


「「はい!!!」」


こうして引退式が始まった













「それじゃあ今から11代目幹部たちを発表する」


玲夜がそう言うと陸と稜が大きいダンボール箱を2箱持ってきた


「あれ、それって、、、」


和樹の言葉に「前運んでもらったやつ」と返す



その中には11代目幹部たちの特攻服が入っている


箱からだしそれを大切に抱える



「じゃあ、名前呼ばれた人はこっちにきてね」


そう言って11代目幹部たちの名前を呼び始めた



「和樹、マサヤ、リコ、ハル、光太」


「はい!」と元気に返事するのは和樹と光太


そして戸惑っているのは他の3人


実は和樹と光太には前から時期幹部になってほしいってことは伝えてたけどほかの3人には言ったことがなかった
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