美しい夢を君とⅡ
「な、なんで私なんですか?」


そういうのはリコ


リコとハルは女の子


まだ高校1年生


「2人にはハッカーとしてがんばってほしい」


実はこの2人ここら辺で1番偏差値の高い学校に通っている


しかも成績はいつも1.2位って聞いた


それに喧嘩も強い


ハルは香純みたいに元気いっぱいの女の子だし


リコは静かな女の子だけど結華に似て小さい体を活かしてすばしっこい動きをする


「総長、俺は、、」


「マサヤはみんなをまとめる力がある。それに人の変化にすぐ気づく。だから困っている子がいたら助けてあげてほしい」


「総長、、、」


「じゃあ今からみんなの新しい特攻服渡すね」


そう言って1人ずつ渡した


「はい。みんな着てみて」


私に言われるがまま着るみんな






「総長どうどう??似合う??」


「うん。和樹めちゃくちゃ似合ってる。もちろんみんなもね」


そう褒めると嬉しいに笑った11代目たち


「和樹、11代目総長として任せたよ。
光太、副総長として和樹を助けてあげてね。
マサヤ、リコ、ハルよろしくね」


「「はい!!!」」


と元気に返事するみんな


だけど



「え?!俺副総長?!」


なせが時差でびっくりしている光太


どうやら着る時に裏の文字を見ていなかったらしくて急いで脱いで文字を確認している


「ま、まじか、、」


「まじだ。がんばれよ」


玲夜に肩を組まれてなぜかびびっている


ふふっ、なんか面白い



「じゃあそろそろ行こっか」


そう言うと「「おぉー!!!」」と元気いっぱいなみんな



これが最後の暴走



楽しもう



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