美しい夢を君とⅡ

「佐倉 稜です」




佐倉 稜くん



玲夜と陸と同じくかっこいい



「じゃあ佐倉くんは柚月さんの隣の席ね。柚月さん手を挙げて」




そう言われて手を挙げる



すると私の横の席に来る佐倉くん



「えっと柚月さん?よろしくね」



笑顔で手を出してきた



これは握手?



「うん、よろしく」



そう言って彼の手を握った




ーー



休み時間になり、みんなが佐倉くんの元に来た




「稜くん！柚月さんのことは悪夢ちゃんって呼んであげてね！」



そう佐倉くんに言う女子



「柚月さんの名前は悪夢って言うの?」



「違うよ！美夢ちゃん！だけどね、悪夢ちゃんってのがあだ名なの！ちなみに漢字は悪魔に夢だよ！」



「柚月さんはそのあだ名でいいよって言ったの?」



その言葉にびっくりする女子



「言ってないけどあだ名なんだから別にいいでしょ?」



「良くないよ、あだ名で傷つく子もいるんだよ。僕には柚月さんが傷ついてるように見える」



「な、なによ！もういいわよ！」




怒って教室を出て行った女子




みんなも自分の席へと戻っていく





「美夢ちゃん?だよね。改めてよろしく！！」



「佐倉くん、ありがとう。よろしくね」




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