美しい夢を君とⅡ
「まぁ言ってなかったからなー!!」

なんて笑いながら降りてくる親父さん


「ちなみにいつの時代の、、、」


「こう見えて結成当時のメンバーだぞー!まぁ下っ端だったけどな!!!」


うわぉ、まさかよお父さんの代じゃん


「親父、総長のお父さんたちって初代幹部らしい」


和樹がそう言うと目が飛び出しそうなぐらい驚く親父さん


「み、名字は、、、」


「柚月です」


「広大さんの娘!?親子で総長なんてすごいな、、」


「どうも。あ、ちなみに兄も7代目総長でした」


なんて言うとまたびっくりする親父さん


「7代目ってもしかしてNo.1に返り咲いた時のあの伝説の青龍音ってやつか?」


「そうです。それ兄です」


「ひぇ〜、恐るべし柚月家、、、」


「いやいや普通の一般家庭ですよ」


「いやいや凄すぎだ、、、」


あはは、なんかもう笑うしかない


「じゃ!親父ありがとな!!写真現像できたらくれよー!」


「おうよ!すぐ現像してやる!じゃーな!」


そう言って帰って行った親父さん



「美夢、俺達もそろそろ」


「うん」


玲夜に言われて再びみんなの前に立つ


「みんな、今まで着いてきてくれてありがとう。姫と総長ふたつの顔を使い分けていたのに受け入れてくれてありがとう。こんなに最高な族の総長をやれてほんとに幸せだった。
私たちは今日で引退するけどまた遊びに来るから。
だからその時はみんなの成長した姿を見せてね。

じゃ、お疲れ様」


特攻服を脱ぐと玲夜たちも脱いだ



「みなさんお疲れ様でした!!」
「俺たち頑張ります!!」
「最強で最高な族守ります!!!」


次々と声をかけてくれるみんなの間を通り外に出る
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