美しい夢を君とⅡ

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「、、いったぁ、、、」


打ち付けた背中を押さえる



「あら、また落ちたの?夢でも見た?」


結華の声に「いえす、、」と言うと聞こえるのはみんなの笑い声


そんな中1人だけ助けに来てくれるのはやっぱり玲夜


「大丈夫か?」


「うん、、。ありがと」




ここは私の部屋


たしか大学の課題をやってて眠くなってベッドで寝てたはず


それであの夢か


、、、。



一応確認しとこ、、



「ねぇ私って龍音だったよね?」


そう言うと固まるみんな


え?ちょっとなんで固まるの?



「美夢頭打った?」


結華が真剣な表情で聞いてきた


「いや、打ってないけど」


なに、まさか私龍音じゃなかった?


「ちなみにどんな夢だったの?」


「え?あー、ーーーーーーーーーーーーな夢だった」



説明するとさらに固まるみんな



なになに怖いんだけど



「えっとー、あのー、みなさん?」


「ふっ、なかなかすごい夢だな。大丈夫だ、美夢は龍音に入ってた」


笑いながら言う玲夜をみて安心した



「よかった、、」



「美夢は龍音10代目総長、姫として最強で最高な人だ。この先美夢を超える人は現れないだろうな」


そう玲夜が言うと「ほんとね」と結華たち


いやいやそれは盛りすぎ



「俺たちの子供たちが大きくなる頃には伝説の10代目!って言われるかもなー!!」


「私絶対りっくんと結婚するー!」


そう言って陸のほっぺにキスを落とす香純さん


ははっ、相変わらずバカップルな陸と香純



「俺たちの子供か、頭良さそうだな」


「ちょっとなんか恥ずかしいじゃない」


余裕の笑みを浮かべる稜と恥ずかしがる結華



「俺たちの子供ももしかしたら龍音に入るのかもな」


そんなことを言いながら私の横に座る玲夜



「そうかもね。あ、そういえばもう一個夢見たんだ」


「どんな夢だ?」


「あのね、小さな男の子と女の子を真ん中にして手を繋いでる私と玲夜がいて、その前には子供を肩車してる陸とその隣には香純。
私たちの後ろには子供を抱っこしている結華、そして稜。
みんな楽しそうに笑ってた。すごく幸せな夢だった」



そう言って玲夜の手を握った














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END
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